azusa’sメモリー

いえね、私だって花嫁修業という言葉がふさわしい時代もありましたよ。


結婚が決まった時,ご多分にもれずお茶とお花とお着付けを習い始めました。

夫々に一通りの道具やら、必需品を揃えそのうち師範にでも・・・と張り切っていたのですが相性が悪かった。

お着付けのほうは三カ月は続けて、その時は一人で着物を着られるようになっていましたが、今では全く駄目です。

官休庵に裏千家とやら、じっと正座して自分の順番が来るまで待って、お手本通り生けなさいと言われてもちんぷんかんぷん。


自分ではいいと思っていても叱られるし、効率的でない。

私は五分あれば、あれとこれとそれもできる、もう、待ってる時間がもったいなくて、苦しくて、一か月もしないうちにリタイアしました。


あれから何世紀過ぎたでしょうか？


そろそろおなごのたしなみも必要ではないか、お花も生けられないでどうする？とむずむずしてきました。


私は夜行性です。

こんな私の時間に合わせて教えて下さる稀有な方が見つかりました。

アルテカルチャー高松さんです。

ブログを拝見していろんな講座があるので、希望を言ってみたところ叶えて下さいました。

去年アナカレが終わったので、時間と気持ちにゆとりが出来、月一回ですが、今日がその第一回のレッスンでした。

初めてアルテさんを訪れました。


ボスは、予想通りの人なつっこい懐の広い方とお見受けしました。

まるで数年来の知己のようです。

歳に似合わずシャイで人見知りな私をすっと受け入れて下さいました。


やはり写真を撮り忘れてしまいました。

先生は若くて素敵な方で、分かりあえる部分もあり、ジェネレーションギャップはあまり感じません。


とにかく生まれて初めてアレンジメントに挑戦しました。

「好きなように生けて下さい」とのことでした。

・ユーカリ　・ブブレリュウム　・金魚草（スナップ　ドラゴン）　・トルコ桔梗　・オンシジウム（ダンシングレディ）　・マトリカリア　・三種類の薔薇







お花の名前も覚えなくては・・・

これを抜いてまた挿すのは自信がなかったので、このままの状態で持ち帰ろうと、主人に迎えに来てもらいました。


電車で行って、帰りは飲めるから友人と食事でも・・・と密かなたくらみ事は未遂に終わりました。


あずさ鍼灸整骨院の待合室に置きました。

お花が、微妙に配置が違うけど、いいでしょう、だって私は若葉マークだもん













昼間はテルサでバーゲンの仕入れ、夜はアルテでお勉強、あっという間の一日でした。