”ビデオ100”閉店・ハドソン川の奇跡
2017年02月20日
映画館に観に行けなかったので、DVDを借りに行った。
ハドソン川の奇跡

ハドソン川の奇跡とは、アメリカで発生した航空機事故において起こされた奇跡である。
USエアウェイズ1549便不時着水事故のこと。
事の顛末を評価したニューヨーク州知事の言葉「miracle on the Hudson」(ハドソンの奇跡、ハドソン川の奇跡)に由来する。
概要
2009年1月15日、発進直後にバードストライク(飛行中の鳥が激突する事故)で両エンジンが停止し、飛行不能に陥ったUSエアウェイズ1549便は、直ちに不時着を試みようとするが、不時着する為の滑走路まで飛行する事すら不可能であった。
この為、機長であるチェズレイ・サレンバーガー3世氏以下乗組員は、近くにあったハドソン川への不時着水を決断。唐突な交信内容に空港管制官がクエスチョンマークをつける中、見事に着水を成功させた。不時着時の衝撃は大きくなく、荒っぽい着陸程度であったと言う。
(離陸直後で高度、速度共に低かった事、広い川幅等が着水の成功に大きく寄与しているとされる。無論航空機自体も、万が一に備え、着水出来るような構造はしている)
その後、乗客乗員は飛行機の翼の上で救助を待ち、近くに居たハドソン川の観光フェリーや、追って駆けつけた湾岸警備隊などに全員無事救助された。真冬のハドソン川は氷が張る程の極寒であり、10分水の中に居たら凍死してしまう程寒かったらしく、周辺船舶によって迅速な救助が行われた事も幸運であった。
航空機事故で着水して全員無事だった、と言うのは歴史的にあるにはあるが極めて稀な話で、これを成功させたサレンバーガー氏は一躍時の人となり、アメリカの英雄と賞賛された。
ちなみにサレンバーガー機長は元は米空軍に7年所属し、F-4戦闘機を乗り回していた元空軍大尉(退役時)。民間に転職してからもあわせれば、パイロット歴40年、飛行時間は2万時間に迫る超ベテラン飛行機野郎であり、様々な賛辞にも「訓練した事をやっただけ」と至極謙虚な回答をしている。
サレンバーガー機長は同年10月、同じ路線で機長に復帰し、事故当時の副操縦士と共に、今度こそフライトを完遂。翌年3月に無事パイロットを引退した。
事故機は引き上げられた後、現在ではカロリナス航空博物館に展示されている。
”155人の命を救い、容疑者になった男”を、トム・ハンクスが好演している。
飛行の熟練者とコンピューター、どちらが正しいか?を裁判で、辿って行く。
実際に起こった出来事であるし、それに纏わる人間ドラマも見応えがある。
でも私が魅かれたのは、この機長が米空軍で戦闘機を乗りまわしていたこと。
退役後は民間航空でパイロットをしていたこと。

父も戦闘機の教官をしていた、職業軍人というのはまさに信念の人で、間違ったことは絶対にしないし、冷静に判断して行動していた。
戦後、シベリアから帰還した時に、折角の腕を生かして、どうしてパイロットにならなかったのか ?といつも思っていた。
潔い所が父とダブってきて、身につまされたドラマだった。
入り口で驚いたのは、2月28日閉店の文字。
「ここも閉店するのか~、峠のカラオケ店も閉店したのに・・・・」
かなりショック
当たり前のようにそこにあって、いつでも歩いて行けたのに、これで又楽しみが減ってしまった。
色んな意味で包囲網が狭まってきたように思える。

ハドソン川の奇跡
ハドソン川の奇跡とは、アメリカで発生した航空機事故において起こされた奇跡である。
USエアウェイズ1549便不時着水事故のこと。
事の顛末を評価したニューヨーク州知事の言葉「miracle on the Hudson」(ハドソンの奇跡、ハドソン川の奇跡)に由来する。
概要
2009年1月15日、発進直後にバードストライク(飛行中の鳥が激突する事故)で両エンジンが停止し、飛行不能に陥ったUSエアウェイズ1549便は、直ちに不時着を試みようとするが、不時着する為の滑走路まで飛行する事すら不可能であった。
この為、機長であるチェズレイ・サレンバーガー3世氏以下乗組員は、近くにあったハドソン川への不時着水を決断。唐突な交信内容に空港管制官がクエスチョンマークをつける中、見事に着水を成功させた。不時着時の衝撃は大きくなく、荒っぽい着陸程度であったと言う。
(離陸直後で高度、速度共に低かった事、広い川幅等が着水の成功に大きく寄与しているとされる。無論航空機自体も、万が一に備え、着水出来るような構造はしている)
その後、乗客乗員は飛行機の翼の上で救助を待ち、近くに居たハドソン川の観光フェリーや、追って駆けつけた湾岸警備隊などに全員無事救助された。真冬のハドソン川は氷が張る程の極寒であり、10分水の中に居たら凍死してしまう程寒かったらしく、周辺船舶によって迅速な救助が行われた事も幸運であった。
航空機事故で着水して全員無事だった、と言うのは歴史的にあるにはあるが極めて稀な話で、これを成功させたサレンバーガー氏は一躍時の人となり、アメリカの英雄と賞賛された。
ちなみにサレンバーガー機長は元は米空軍に7年所属し、F-4戦闘機を乗り回していた元空軍大尉(退役時)。民間に転職してからもあわせれば、パイロット歴40年、飛行時間は2万時間に迫る超ベテラン飛行機野郎であり、様々な賛辞にも「訓練した事をやっただけ」と至極謙虚な回答をしている。
サレンバーガー機長は同年10月、同じ路線で機長に復帰し、事故当時の副操縦士と共に、今度こそフライトを完遂。翌年3月に無事パイロットを引退した。
事故機は引き上げられた後、現在ではカロリナス航空博物館に展示されている。
”155人の命を救い、容疑者になった男”を、トム・ハンクスが好演している。
飛行の熟練者とコンピューター、どちらが正しいか?を裁判で、辿って行く。
実際に起こった出来事であるし、それに纏わる人間ドラマも見応えがある。
でも私が魅かれたのは、この機長が米空軍で戦闘機を乗りまわしていたこと。
退役後は民間航空でパイロットをしていたこと。
父も戦闘機の教官をしていた、職業軍人というのはまさに信念の人で、間違ったことは絶対にしないし、冷静に判断して行動していた。
戦後、シベリアから帰還した時に、折角の腕を生かして、どうしてパイロットにならなかったのか ?といつも思っていた。
潔い所が父とダブってきて、身につまされたドラマだった。
入り口で驚いたのは、2月28日閉店の文字。
「ここも閉店するのか~、峠のカラオケ店も閉店したのに・・・・」
かなりショック

当たり前のようにそこにあって、いつでも歩いて行けたのに、これで又楽しみが減ってしまった。
色んな意味で包囲網が狭まってきたように思える。
Posted by おばあちゃん at 14:20│Comments(0)