セカンドバージン・最終回

2010年12月15日

シンガポールでマフィアに撃たれた(長谷川博己)は、病院でるい(鈴木京香)に看とられて息を引き取る。

るい
は「さんの手が好き、昔も今も

「もう一度この場所から始めたい
」と嘆き悲しむ。

セカンドバージン・最終回




一年後、の遺品に残されていたるいへの手紙を、妻の万里江(深田恭子)から渡された。



お久しぶりです。いかがお過ごしですか?僕は今シンガポールにいますが、るいさんのことを忘れたことはありません。

突然るいさんの元を去った事を許して下さい。でもあの時私はああするしかありませんでした。

M証券に出資したkキャピタルはM&Aに失敗した僕を許しませんでした。

日本を出てアジアを舞台にファンドの仲間になって金儲けのアイデアを出せと迫られました。

もし断ればるいさんを殺すと。だからあの晩るいさんを置いて姿を消しました。

るいさんを守るには彼らの言うなりになるしかなかったのです。

    略

シンガポールや上海で転々としながら法律すれすれのことをやらされていました。でももうそれも終わりです。

僕は彼らに命じられた仕事を断りました。

    略

彼らは命令に従わない僕を許しません。ですから僕の命もあと一日か二日でしょう。

殺される前にどうしてもお別れの手紙を書きたくなりました。

るいさんに出会えたこと心から感謝します。

思うようにいかなかった人生ですが、るいさんを愛したこと、るいさんに愛されたことだけは確かな手ごたえとして僕の胸に深く刻まれています。

    略

これからも颯爽としてるいさんにしか出来ない生き方で、新しい時代を闊歩して下さい。

強く!誇り高く!

さようなら、愛しています。

             鈴木行





人生は続いていくのだからそれでも私は生きていかねばならない」

「人が生きている限り、書籍は死にません」


出版社の社長になったるいはアニマルプリントのスーツを着て、それが戦闘服みたいで、覚悟を秘めているようで潔い。




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        これは関係ありませんが、シンガポールのお土産です。


Posted by おばあちゃん at 18:28│Comments(0)
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