「四三会だより」は届いたものの・・・・

2011年12月07日

私たちの学年はとっても中良しです。

団塊世代
なので十六クラスまであり、男性が圧倒的に多いです。

新年会・お花見・夏の同窓会・忘年会、これらの合間にゴルフ大会やテニス・バドミントン大会など暇さえあればつるんでます。

どんな場合でも必ず参加してくれるのがY子さんで、女性が少ないとしても彼女だけは来てくれるので私も安心して出席してました。

高校時代は全く知らなかったのですが、演劇部で主役(つう)をはり、学生時代はモデルをしていたとか。

頭がよくて、弁が立つので、そうそうたる同級生もたじたじでした。パーンチ


でもそれにも黄信号が点滅し始めました。オドロキ

昨日届いた毎年発行の新聞「高高四三会だより」にそのY子さんの手記が載ってました。



「四三会だより」は届いたものの・・・・






去年四月にご主人を見送りその後、癌になったと聞いていたけど、退院後は普通にお仕事してました。

夏お会いした時も元気いっぱいで、家を建てるんだと嬉しそうに青写真も見せてくれました。

不安をみじんも感じさせない様子に、今の時代だから癌もやっつけたと思っていました。


それがごく最近の情報では再発して、人工肛門を取り付けた、横隔膜まで転移しているとか。

数日前に退院して、また仕事に戻ったとか。

ときしんで、小さなスナックをしています。

お正月でもお店を開けてくれて、同窓会の二次会には必ず皆が集います(全員は入りませんが、誰かの膝の上に座ったりして詰め込みます)

なかにはトイレだけ借りに来る輩もいるとか。


何かあったとき、何もない時、港のように同級生が帰って行ける場所であり、その安らぎの場所がいつまででも存在するものと思い込んでいました。

何しろ、バブルがはじけたとき、周りのお店が辞めてしまったけど、彼女は昼間はお掃除に行き、ご主人の看病をしながらお店を守り抜いたのです。

お見舞いに行った友達から聞いたところによると、吹っ切れたようで、明るく振る舞っていたとか。

どんなに表面を取り繕っても、余命二か月なんて宣告されたらどんな気持ちでしょうか。

想像もできません。泣き

家ができるのは三月です。数千万の支払はキャッシュなので、頑張ったんだなあと、感心していました。

一緒に住む予定だったお母様は認知症にかかり、彼女の入院前に施設に入ったとか。

かわいそうなんていうのは失礼です、上から目線になってしまいます。

よく頑張ってお疲れ様と言ってあげたいです。

男性陣もみんな辛がっています。

その先には、次は自分たちの番かもしれないという恐れもあるはずです。


近いうちに彼女のお店を訪れるつもりです。

なんだかやるせない気持ちです。




Posted by おばあちゃん at 18:27│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
「四三会だより」は届いたものの・・・・
    コメント(0)