azusa’sメモリー

同級生が、誤嚥性の予防のためにカラオケで歌っているとか。

どんなところかと、北浜アリーからサンポートまで歩いている道中で話してくれた。

高齢のママさんが経営していて、そこには高松では珍しい芸子さん達も（やはり高齢らしい）集まってくる。
この歳になると、自分より年下の人たちとのかかわりが多くなるが、そこでは年上の人たちも多い。
フェリー通りのベンツって、有名なんだよ。

好奇心が湧いてきて、ついて行くことにした。
やはり有名ゆえか、タクシーの運転手さんも、迷わず連れて行ってくれた。

中は明るい、明るい方が女性の顔がきれいに見えるから、だって。
名前通り昭和、懐かしい感じがする。











友人は早速歌っている、以前よりうまくなっている。

ママは一人で、器用に、相手しながら、おつまみ作ったり、お酒作ったり、無駄な動きがない。
陽気で、楽しそう、こんな風に、私ももう少し現役を続けられたらいいな。
次々お客さんが入ってくる、外国人の方も。
気取ってなくて、リラックスできる、いい雰囲気だった。

友人は一度は死の淵まで行きながら、生還して、それからはかなり自由に生きている。
去年は、飲みすぎで救急車で運ばれて入院したくらいなのに、それでも飲むのを止めない。

好きなことをして、楽しんで、何時どうなってもいい、と、そんな生き方ができる幸せな人である。